温度ロガー「TWINDS-T」販売までの道のりをご紹介!

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DXお世話係

2016年にケーヒン様(現在は日立アステモ様)の「金型の温度変動を見える化できないか?」というニーズにお応えしようとしたのがきっかけでTWINDS-Tの開発が始まりました。

そこから、作業性を重視したTWINDS-Tの試作開発が開始されたのです!

2016年、金型の温度変動を可視化するため、TWINDS-Tの試作開発がスタートしました。

詳細な要求仕様、通信仕様、ハードウェアおよびソフトウェア仕様の検討等、約1年の試作開発期間を経て、初のプロトタイプが完成しました。

DXお世話係

開発当初は、製造現場の金型の温度変化をリアルタイムで把握するという課題に挑戦しました。

2017年1月、試作の成功を受けて本格的な製品開発が始まりました。

製品形状、基盤形状、ハードウェアおよびソフトウェア構成など、
実用性と品質向上に向けての検討を行い、法令・規制に適合させました。

DXお世話係

約10か月で、『TWINDS-T』が完成し、2017年10月に製品としてリリース・販売しました。

TWINDS-T本体

2017年10月にTWINDS-Tが正式に市場に登場!
市場での受け入れが着実に進みリリース後は、30社以上にわたり、約90台の販売実績を積み重ねております。

DXお世話係

自動車メーカを含む数多くの企業様にご導入いただき、その中から得られたフィードバックは貴重なものとなりました。

市場に登場段した階では、シンプルなデータロガーとしての機能が中心でした。

TWINDS-Tモニター

約2年半のシンプルなデータロガーとしての販売を経て、

2021年に作業現場のその場でリアルタイムの温度表示を見たいという市場要望に応じ、改良版の位置づけとして『TWINDS-Tスタンダードパック』の開発をスタート。

作業現場でのリアルタイムな温度表示とアラーム機能を搭載し、

より実用的な製品へと進化しました。

2021年12月には改良版をリリース、8社に24台が導入されました。現在は日々の作業に活用していただいております。

DXお世話係

匠ソリューションズでは作業現場の方々や経営者などからの市場要求に素早く対応しています。

ものづくりの現場で働く方々にとって使いやすい製品となるよう、日々、製品の改良や、他製品を組み合わせたアイデアを模索しているんです。

現在は2017年10月に販売された『TWINDS-T』、
2021年12月に販売された『TWINDS-Tスタンダードパック』

上記の2種類を販売しております。

評価や量産など、お客様の用途に合わせてご提案が可能になっております。

DXお世話係

『TWINDS-T』『TWINDS-Tスタンダードパック』の導入により、作業者の作業効率向上や製品の品質向上に寄与しているとの声を多くいただき、それが我々の励みとなっております。

熟練の職人様のカン・コツ・経験から生み出される技術に頼らざるを得ない。またそういった「職人技」を伝承することが難しいとお考えのお客様も多いと思います。

熟練者の経験から生み出される「職人技」は素晴らしく、そして間違いなく日本が誇ることのできる技術です。

しかしながら、この「職人技」は継承が難しい問題になっています。また、ものづくりの業界では人員不足や若手の育成が課題となっています。

こうした課題がある中で日本を支える「職人技」の伝承は必須だと考えております。

『TWINDS-T』を活用し、熟練のカンやコツを「見える化」可能になります。またデータとして分析し「分かる化」に繫げます。そしてこれまで経験が必要だった作業工程を若手でも理解可能にします。

その結果、若手作業者が迅速かつ効果的に仕事を進めることが可能になります。そのため人員不足の課題が軽減されます。

同時に、若手の教育にかかる工数やコストも削減されます。これにより工場全体がより効率的な運営ができるようになることを目指せます。

DXお世話係

私たちは、お客様に寄り添いながら、これまでにない新しい方法で「職人技」を次世代に継承し、工場環境の改善と生産効率の向上を実現していきたいと考えています。

ご利用されているお客様からのフィードバックに感謝し、
これからもより効果的で便利な製品を提供できるよう努力してまいります。

何かご質問がありましたら、どうぞお気軽にお知らせください。

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この記事を書いた人

自社開発及びメーカー企業からの受託開発をメインに展開する、仙台発のベンチャー企業『匠ソリューションズ(株)』のSolution事業部所属。
鋳造業界のDX化をサポートしています。
素晴らしい技術を伝承すると共に、日本のものづくりの更なる発展に少しでも貢献できたら幸いです。

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