【特別編】インターン生Day3振り返り

今回も特別編としてインターン生に執筆していただいたインターンシップDay3の振り返りです!

目次

プログラミングの問題演習

私たちは3日目の午前atcoder.jpというサイトの問題演習に取り組みました。1,2日目では変数やデータ型等のプログラミングの基礎知識を学びました。これを活かし、数学的な計算や文字配列など様々な問題に取り組みました。

演習1

上記のコードは、整数N,L,Rが与えられたときに、長さNの数列A=(1,2…,N)のL項からR項までを順番に並べ替える処理を行うものです。

この問題の手順は…

  1. 入力の取得
  2. 数列の作成
  3. 範囲のリストを作成
  4. リストの出力
  5. 範囲のリストを逆順に並べ替え
  6. 結果を出力

演習2

このコードは、指定された整数Hに対して、2の累乗の合計がHを超えるまでの累乗の回数を計算するものです。具体的には、2^0、2^1、2^2 などの累乗を順に加算していき、その合計が H を超えたときの累乗の回数を出力するという問題です。

この問題の手順は…

  1. 入力の取得
  2. 初期値の設定
  3. whileループ
  4. 結果の出力

実際にpythonを動かすことにで、よりプログラミングへの理解を深めました。

また、ほかの言語や複雑な問題に取り組む際の土台を築くことができました。

個人的には理解できない問題やコードがいくつかありました。しかし問題を解くうちに、基本的な構文やコードを理解していくことができました。

また、コードを打っていくうちに、コードを書くスピードや効率が向上してい、エラーの原因を見つける能力が上がっていることを実感できました。

Jetsonを動かす

Jetsonの概要

3日目の午後は、実際に会社のパソコンを用意し、Jetson演習に取り組みました。

Jetsonとは、NVIDIA社が開発した、AI向けのコンピューターです。高性能(強力なGPU、CPUを搭載)で消費電力が少ない且つコンパクトという非常に強力なツールです。

Jetsonは様々な分野で活用されています。例えばリアルタイム映像処理やAIを利用することで、物体認証、動作認証、顔認証などをリアルタイムで実行できます。これを活用し、ドローンや監視カメラ、自動車の自動停止機能などに使用される比較的新しい技術です。

リアルタイムでの映像処理

今回は、Jetsonにカメラを接続し、リアルタイムでの映像処理を行いました。

まずは、カメラで人や犬の写真を映し、処理が行われていることを確認します。その後コードを変更して枠の色やサイズ、座標を変えるなどの作業を行い問題を解いていきました。

作業で私が躓いたのは、物体を認識する際に表示される枠を半分にするというコードの入力です。このコードは、枠の中心の座標を求めてから、元の枠の座標を2分の1にしたものを新しい枠とイコールで置き換え、中心と新しいコードをインプットするという工程でした。

このことから、数学的視点を持つことの大切さを感じました。

インターン生が最も躓いたのは、物体との距離が変わることに合わせて物体を認識する際に表示される枠の色を変えるというコードの入力です。このコードは、線形訪韓を用いることで線分の長さ(どの位置であるか)を出し、色の値の変化を対応させるということが重要な点でした。

このように実際にカメラをつなぐことでコードの結果次第でカメラの機能が変わるということに興味を惹かれました。

また、このような技術を用いてどんなことが可能かという意見を出し合い、様々な意見を出すことが出来ました。

インターン全体を通して

プログラミング体験から得た気づき

私は今回のインターンを通して貴重な経験をすることができました。1年生の時点で私はプログラミング言語に触れる機会はなく、興味がある程度でした。

初めてプログラミングを見た際は、構造に戸惑いを感じました。しかし、今回のインターンを含め、徐々に構文や仕組みを理解することが出来るようになりました。

また、その中にある楽しさにも気づくことが来ました。

全体の感想

インターンでは、単にコードを書くだけでなくプログラミングの設計や文法をスライドを使いながら説明いただきました。そのため、理解が容易になり、エラーが起きた際の解決方法なども模索出来るようになりました。

また、社員の方々が積極的にコミュニケーションを取っており、切磋琢磨しながら問題解決へと向かう姿勢を見て、ブレインストーミングの大切を学びました。そして、このような環境から新たなアイデアが生み出されていくんだなと実感しました。

ChatGPTや自動車の自動認識機能など日常生活で接する場面の多いものに対する素朴な疑問を問題にし、解決するための方法を知ることができ、プログラミングがどのように実社会で使われているかを体感することができ、将来の自身のキャリアを選択する際の視野が広がりました。

私は、この三日間で自分自身の成長を強く感じることができ、とても有意義な時間になりました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

自社開発及びメーカー企業からの受託開発をメインに展開する、仙台発のベンチャー企業『匠ソリューションズ(株)』のSolution事業部所属。
鋳造業界のDX化をサポートしています。
素晴らしい技術を伝承すると共に、日本のものづくりの更なる発展に少しでも貢献できたら幸いです。

目次