はじめに
私たちの暮らしにすっかりなじんだ「AI(人工知能)」。
スマホの音声アシスタントやネットのおすすめ機能など、普段使ってるシーンにも大活躍。
でも、そもそもAIっていつからある技術なの?
今回は、そんなAIの歩みを、時代ごとに振り返ります。
AIとは?
AIとは、人の頭のように「考えたり」「学んだり」「問題を見つけたり」できるようなコンピュータのこと。
与えられた情報をもとに、判断や予測もしてくれます。
AIの歴史
1.第一次AIブーム:1950年代〜1960年代
●背景
1956年のダートマス会議で「人工知能」という言葉が誕生し、AI研究がスタート。
●内容
イギリスの数学者チューリングさんが「チューリングテスト」という考え方を提案。
「コンピュータは考えることができるかな?」から議論が始まりました。
医療や工場での応用も期待されたけれど、まだまだ実用には遠かった時代です。


2.第二次AIブーム:1970年代〜1980年代
●背景
最初のワクワク期が落ち着いて、期待と現実のギャップにより「AIの冬」と呼ばれる時代に。研究へのお金も減ったことが影響しました。
●内容
とはいえ全く使われなかったわけではなく、「エキスパートシステム」という専門知識に強いAIが少しずつ使われはじめました。
たとえば医療の診断でアドバイスをするようなシステムです。


3.第三次AIブーム:1990年代〜2000年代
●背景
インターネットの普及とパソコンの性能アップで、再びAIが注目されるようになります。
●内容
「機械学習」が進化し、大量のデータから学ぶAIが登場。
金融や医療など、色んな分野で使われるようになり、「AIって便利だね!」と実感され始めた時期です。


4.現代のAI
●背景
今では「ビッグデータ」や「ディープラーニング」と呼ばれる技術が主役。
●内容
音声アシスタントや自動運転、画像の識別など、複雑なことも手早く正確に処理できるようになって、AIは私たちの身近な存在になりました。
まとめ
AIは1950年代から少しずつ進化して、今の生活を支える技術へと育っています。
ブームと冷え込み(AIの冬)を乗り越え、今では誰もがAIを使う時代。
今後もAIの進化が、私たちの暮らしにどんな変化をもたらすのか、楽しみですね。












